美容や健康の大敵!!活性酸素とは?わかりやすく簡単に解説*
こんにちは♥たまご美容師です(@ryoocosato)
なんとなくカラダに悪いものだとは知っているけれど・・どんな悪影響があるのか?はっきり説明できる人はなかなかいないと思います。
でも、美肌や美髪、白髪対策や薄毛抜け毛対策などを語る上で、活性酸素による『細胞の酸化』は欠かせないワードです。
今日は、そんな活性酸素について、簡単に説明します(/・ω・)/
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たまご美容師りょーこ
もくじ
1 活性酸素とは何なのか?簡単に解説*
活性酸素というと悪いイメージがありますが、実はいい働きもあるのです!
地球上に生まれた生物は、酸素が充満する地球環境に適応して、毒性の強い酸素も生きていくための手段として利用してきました。
体内で酸素をエネルギーに変えることで進化し誕生したのが人類、ニンゲンです。
呼吸によって取り入れている酸素は、食べたものを燃やしエネルギーを作り、全身の細胞の新陳代謝に利用されたあと、体外に排出されます。
吸い込んだ酸素の残りの2~3%がカラダを酸化させる活性酸素です。
①活性酸素のいい働き
ウイルスや細菌を白血球の中に取り込み、大量の酸素で活性酸素のを作り、その強い毒性で破壊しています。
また、カラダの中で発生するがん細胞を攻撃・破壊してくれます。
体内で余った水素と結合して水にする働きもしています。
②活性酸素の悪い働き
ウイルスや細菌の攻撃に使われる活性酸素も、大量に発生しすぎると、味方まで攻撃しはじめます。
いわゆる酸化です。
細胞の外側を覆う細胞膜が、活性酸素と結びつつくと変質し、細胞が老化してしまうのです。
肝臓が老化することで、疲れやすく不定愁訴のような症状が出ることがあります。
肝臓は代謝やデトックスに関わるので、アンチエイジングや健康にとっては特に大切な臓器です。
活性酸素は適量だったらアンチエイジングや健康のために役立つけど、過剰に発生するとカラダを傷つけてしまします。
活性酸素は諸刃の剣なのです(/・ω・)/
たまご美容師りょーこ
2 活性酸素の増加の主な原因は?
活性酸素は、ニンゲンが酸素を取り込み、栄養素と結びついてエネルギーをつくるだけで発生してしまいます。
*食品添加物
*医薬品
*電磁波
*放射線
*紫外線
*ストレスや激しい運動
以下で、簡単に説明していきますね(/・ω・)/
①たばこ
ニコチンやタールなどの有害物質が体内に吸い込まれることで、大量に活性酸素が発生するのです。
また、タバコの煙には、活性酸素のひとつでもある過酸化水素が含まれます。
だから、副流煙による受動喫煙も喫煙者以上のダメージがあります。
②過度な飲酒
適度なアルコール摂取は、少量なら活性酸素を減らすと考えられていますが、過度になれば、肝臓でアルコールを代謝するのに大きなエネルギーが必要となり、その際に活性酸素が増えるのです。
③食品添加物
加工品は簡単に食べられて便利ですが、長期間の貯蔵ができるため、食品添加物がたくさん使われています。
食品添加物は自然の食品ではなく、人工的に作られた化学物質であり、カラダに入れば有害物質として認識され、大量に活性酸素が発生します。
これは、活性酸素の問題だけではなく、味覚の異常にも繋がります。
インスタントラーメンなどには、酸化した油がたくさん使われていて、毒性のある『過酸化脂質』が含まれています。なるべく、加工品を避けた食生活を意識することが、とても大事なのです。
④紫外線
肌が紫外線を浴びることで、肌お細胞を紫外線から守るために活性酸素が発生します。 この活性酸素の刺激により、メラニン色素が生成され、肌のシワやシミ、たるみの大きな原因となります。
紫外線を避けることが、肌の酸化防止の対策として大事だと言われています。しかし、ある程度紫外線を浴びることは、体内でビタミンDが生成されるため、過度に避ける必要はないでしょう。
ビタミンDには、食物からのカルシウム吸収を促し、血液中のカルシウム濃度を一定の濃度に保つ働きがあます。骨格を健康に維持するのに役立ち、骨粗鬆症を防いだり、アレルギーや肌を健やかに保つにはビタミンDは必須なのです。
その他、大気汚染や医薬品、電磁波、放射線、ストレス、激しい運動など、活性酸素の原因は多岐に渡ります。
3 活性酸素の種類
①スーパーオキシド(スーパーオキサイド)
最も一般的な活性酸素で、必ず作られる必要なものなのです。
スーパーオキシドは、SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)という活性酸素を分解する酵素で分解され、過酸化水素になり、水や酸素になって排出されますが、大量に発生し、分解しきれなかったものが、一番の悪役であるヒドロキシルラジカルへ変化してしまうのです。
このスーパーオキシドはフリーラジカル(攻撃的で自由な分子)で、不安定で、常に他の物質から分子を奪おうとします。
これはカラダの防御反応なので、善玉活性酸素として、必要な役割がありますが、この状態が長く続くと、肌やカラダの細胞を傷つけたり、破壊するので厄介です。
②過酸化水素
これはカタラーゼという酵素が、過酸化水素を水と酸素へ分解します。
グルタチオンペルオキシダーゼという酵素も、酸化ストレスからカラダをを守っています。
これも過剰に発生すると、一番の悪役であるヒドロキシルラジカルへ変化します。
過酸化水素は、ヒドロキシラジカルがさらに電子を1つ、水素原子を2つ奪ってできる活性酸素です。
極めて不安定で、非常に強い毒性をもっていますが、フリーラジカル(攻撃的で自由な分子)ではありません。
たばこの煙にも含まれてていて、気づかない間に身近に潜んでいる活性酸素なのです。
③ヒドロキシラジカル(ハイドロキシラジカル)
スーパーオキシドや、過酸化水素が悪役に変化したのが、このヒドロキシラジカル。
ヒドロキシラジカルは、酸素原子と水素原子が結びついたもので、100万分の1秒程度の寿命ながら、非常に反応性が高く、周りの細胞の脂質、たんぱく質、糖質、核酸などにダメージを与える活性酸素です。
これは様々な物質に、非特異的な反応をもたらし、細胞に悪影響を与えます。
毒性がスーパーオキシドの数十倍も強く、がんや生活習慣病、老化などを引き起こします。
ヒドロキシルラジカルもフリーラジカル(攻撃的で自由な分子)で、体内には、ヒドロキシラジカルを排出する酵素が存在しません。 もう無法地帯に放たれた・・極悪非道なアウトローみたいなものです。
この活性酸素は最も酸化力が強く、これが過度に増えると生命をも脅かすとても怖い活性酸素です。
たまご美容師りょーこ
④一重項酸素
適量の一重項酸素はカラダに良いのですが、増えすぎると肌などの細胞の脂質(皮脂や脂肪)を攻撃しまいます。 そうすると、脂質を毒性の強い過酸化脂質に変え、肌のたんぱく質である、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。 そして、同時にメラニン色素を生成し、シミやシワ、そばかすの原因になりますが、適度の紫外線はビタミンDを生成してくれるので、過度に浴びなければむしろ健康的です。
さらに、反応性が強く、他の活性酸素に姿を変えてゆく性質をもっています。
4 活性酸素を増加させないためには
なるべく活性酸素が発生しないような生活スタイルを心がけ、抗酸化成分を摂取することが大事です。
①活性酸素が発生しにくい生活スタイルを心がけよう!
タバコの吸いすぎ、過度な飲酒を控える。
化学物質や食品添加物を含むものをなるべく口にしない。
化粧品や洗剤などにも気を使う。
薬を飲みすぎない。
②抗酸化作用のある食べ物やサプリメントを取り入れよう!
ビタミンC・E、βカロテンなど。抗酸化=若返り! 若返りのビタミン、積極的に摂りましょう♥
できる範囲で添加物などを排除し、素材を生かしたバランスのよい食事をしましょう(/・ω・)/
たまご美容師りょーこ
5 まとめ
いかがでしたか?
活性酸素が私たちの生活に、どういった影響を与えるのか、なるべく簡単に説明してみました!!
是非これからの生活の参考にしてくださいね(/・ω・)/
では、今宵はこのへんで。